〈 伊予小紋いちよう 〉 両面型染め正絹チーフ
紋 様:石鎚縞(いしづちじま)と霊峰石鎚(れいほういしづち)
お 色:百塩茶色(ももしおちゃいろ)と高麗納戸色(こうらいなんどいろ)
サイズ:約32cm ✕ 32cm
表生地:正絹(絹100%)
※こちらはギフトラッピング込みの商品です。
「伊予小紋 いちよう」オリジナル紋様の二柄を両面に染めたチーフです。
江戸時代から受け継ぐ伝統技法(江戸小紋 手付け型染め)で、職人が丁寧に染め上げ、和裁師によって着物の単衣と同じ方法でお仕立てしています。
石鎚縞(いしづちじま)
伊勢型紙、錐彫り。
西日本最高峰 石鎚山には「試しの鎖」「一の鎖」「二の鎖」「三の鎖」と呼ばれる鎖場があります。縦に連なる鎖の間に石鎚由来の「小槌・法螺貝・笹・うちぬきの水紋」を配し、山頂へと高く登っていくようなイメージの力強い縞模様です。
霊峰石鎚(れいほういしづち)
伊勢型紙 突彫り。彫り、那須恵子氏。
工房がある愛媛県西条市は、西日本最高峰 石鎚山の麓に位置しています。人々は古くから山岳信仰のお山として、共に生きてきました。石鎚山への感謝を込めて、7つのモチーフ(天狗岳・鎖・小槌・法螺貝・笹・ヤツデ・うちぬきの水紋)を飛び柄で表現しました。
● 用 途:ジャケットの胸ポケットに装飾として挿して、または鞄に結び付けるなどおしゃれのワンポイントに。
● 「江戸小紋」のお話
江戸時代 武士の裃の模様付けから発展した着物を染める伝統技法で、無地に見えるほど柄が細かいのが特徴。現代では機械印刷が多い中、本物の江戸小紋は彫師(型彫職人)が彫った「伊勢型紙」を使用した型染めであり、型を彫ることも生地を染めることも、全て熟練した職人の手仕事でつくりだされています。
● 「伊勢型紙」のお話
伊勢型紙は、三重県鈴鹿市白子・寺家周辺の彫師(型彫職人)により、柿渋で加工した美濃和紙に、彫刻刀で図柄を彫り抜いてつくられます。染色同様非常に高度な技術が必要で、国の重要無形文化財にも指定されています。「引彫り」「突彫り」「道具彫り」「錐彫り」の4種類の技法があります。
● 「伊予小紋いちよう」のお話
江戸小紋 型染め最後の渡り職人といわれた親方(藍田正雄 氏)から受け継いだ江戸小紋に、職人(小紋師 德永早映)の故郷、愛媛県西条市への想いを込め「伊予小紋」と命名。「いちよう」は「銀杏・一様・一葉」を意味します。銀杏は世界最古の樹木の一つで丈夫かつ長命。一様に揃った美しい文様で、一葉一葉丁寧に染めていき、永く次の世代も、その先も愛され続ける確かなものづくりを目指します。
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¥15,400
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